パパ’s 育休

育休を取るにあたりこれだけは言っておきたかった大切なこと。 ありがとう。小泉進次郎。

僕がこの記事を書く理由

2020年年明け早々に世間を騒がせたこのニュース。

男性育休が一般化したとは言い難い世の中で、現役の大臣が育休取得を宣言した。

賛否両論あるようだが、僕的にはそれはどうでもいい。

この「話題」自体が僕にとって大切で、どうしても感謝をお伝えしたくてこの記事を書いている。

ありがとう。小泉進次郎。(敬称略)

僕が育休を会社に相談したとき

小泉進次郎が育休取得を宣言する3ヶ月前。

僕は3人目の出産に合わせて3ヶ月の育休を取ることを決め、上司やチームメンバーに相談を始めた。

今の会社は女性の育休後復帰率がほぼ100%という驚異的な実績を誇るも、男性の育休取得はまだ少なく、特に1ヶ月を超える育休をとったというのはほぼ聞いたことなかった。

パパリーマン
パパリーマン
知り合いに1人だけいるな〜くらいのレベル。

こんななか僕が突然育休を取るといい出したもんだから、みんなさぞビックリしたと思う。

ちょうど1年前にマネージャーになった時だし、「マジか!今かよ!」という気持ちもあったんじゃないかな。

僕自身も育休を取るということにめちゃめちゃ後ろめたかったし、申し訳なかった。

一番信頼している上司に最初に相談したんやけど、その時上司の目を見て話せなかったことを今でも覚えている。

 

幸い僕が育休を取ることに否定的な態度を見せる方はほとんどいなかった。

それどころか別の上司は

「俺は末っ子が生まれた時に妻をサポートできなかったことをいまだに後悔している。だから君がそうならないよう全力で応援するよ」と力強く言ってくれた。

正直この時は泣いた。

 

でも周りの協力的な反応を受けても、やっぱり申し訳なさや不安が気持ちの大半を占めていた。

ただでさえ通常業務で残業も多くなっている中で、

僕が今やっている仕事をこの3ヶ月間は周りのメンバーがやることになり負担を強いてしまう。

そして、そんなことを平然と言ってのけている自分がとても非人道的な人間にも思えた。

 

自分自身のキャリアに対する不安も大きかった。

何しろ周りは育休は取らずにずっと働き続けている男性ばかり。

そんななかで自分だけが仕事から距離を置くことになる。

復帰後の自分をメンバーは待ってくれているのだろうか。

3ヶ月間のブランクがあっても、そこからキャッチアップできるのだろうか。

考え出したらキリがなかった。

 

自分で決めたことなのに、それを決めた自分をどこか受け入れきれないでいた。

 

年も明け、そろそろ育休を取ることを他の部門の人にも話しはじめた時、

このニュースが世間を騒がせた。

小泉進次郎が育休を発表した

これを初めて聞いた時は本当に驚いた。

なにしろめちゃくちゃに忙しいであろう現役の環境大臣。

パパリーマン
パパリーマン
ひそかに期待はしてたんですがまさか本当に取るとは…

しかも就任後は力量不足ということで世間からのバッシングを受けていた。

そんななかでの決断。

普通の男性ならまず間違いなく自分の仕事を優先するタイミングだろう。

周りと比較して自分の実力が劣っていると感じる時は、ただでさえその空間にはいたたまれないもの。早くいろんなこと経験して勉強して身につけて、頼られる大臣になりたかったはず。

 

その仕事にブレーキ踏み、育休を決断できたということ。

 

その勇気と決断力。

 

僕は心からの敬意を表したい。

 

周りにはふざけて

「俺のパクリやな進次郎〜www」

とか言ってチャカしていたりしたんだけど、

 

心の中ではとても心強かった。

 

自分の行動を正当化してくれている気がした。

 

SNSやワイドショーではいつもいろんな人がいろんな意見を言ってて、

それに対して、お前の生活にはなんの実害も実益もないくせにだまれー

とかいう無限ループがいつものようにお茶の間では繰り広げられていたが、

僕は100%の実益を小泉進次郎の育休取得からもらったことをここで表明しておく。

ある会議でのできごと

僕は育休を取ることを表明してからも、なんとなくコソコソと、

そして後ろめたい気持ちで申し訳なさそーうに育休をとることを伝えていた。

 

ある会議でのこと。僕が

「3月から私用でお休みをいただきます」

と説明した時、僕のチームメンバーの1人がすかさず

「いまはやりのやつですよー!昨日もニュースになってた小泉進次郎の^^」

と笑顔で付け加えてくれたのである。

 

それを聞いていた出席者も

「え、いま話題の???おーすごいですね!」

といって応援の言葉をかけてくれた。

 

周りのメンバーが僕の育休を進んで人に話してくれはじめたのである。

 

それまでは、特に年長者の方の反応はまちまちだったが、

小泉進次郎の決断と行動でその雰囲気が一変したのである。

ありがとう。小泉進次郎。

何度でも言おう。

 

ありがとう。小泉進次郎。

 

あなたは私の心を楽にしてくれました。

 

育休を取るという自分の決断を後押ししてくれました。

 

ありがとう。小泉進次郎。

 

これから男性育休がより身近に感じられるようになっていく中で、

あなたの行動は確実にその1つの節目を作りました。

お互い育児と仕事の両立に向けて頑張っていきましょう。

長男みきと
長男みきと
あっ!無理やり自分も仲間だ〜的にもってったなw
次男かいし
次男かいし
パパとは住んでる世界とかもろもろのレベルちゃうでー笑
パパリーマン
パパリーマン
ぎくっ!
バレたかwはいー調子乗りましたーw

ともあれ、小泉進次郎さん!かげながら、応援しています!!

ABOUT ME
林田直樹@転職パパリーマン
転職パパリーマンの林田直樹です。普段は某大手電子部品メーカーでマネージャーやったり、小学生、幼児、乳児と3人男の子育てしたりしてます。夫婦共働きなので無駄な時間は大嫌い。パワポやエクセルを使って効果的に資料を作成する方法や子育てについて発信しています。
RELATED POST