育休とお金の話
育休期間は無給だぞ
育休期間は会社からの給料はゼロ。
全く支給されません。
企業によっては手当などが用意されているところもあるようですが。有給休暇感覚で休んでしまうと大変なことになります。
育休のお金に関連する制度
育休のお金の制度について整理します。
社会保険料は自分も会社も免除
通常時は社会保険料(健康保険料と厚生年金保険料)は雇用主と従業員で半分ずつ払っています。
この両者ともの保険料は育休期間中は免除になります。
雇用主と会社員の両方からの納付が免除されるので、これは会社にとっても個人にとってもうれしい制度ですね。
でも住民税は取られ続けるよ
ところが住民税は取られます。
育休期間中でも住民税(課税所得のざっくり10%)は払いつづけなくてはなりません。
住民税が給与から天引きされているサラリーマンはつまり会社にお金を振り込むという逆転現象が発生します。
育休手当は”会社”じゃなくて”国”が出してくれる
いわゆる育休手当は雇用主ではなく国の税金でまかなわれています。
2020年現在の制度では、条件を満たしている人であれば育休手当が6か月間給与の67%が国から支給されます。
しかしこれも毎月入るわけではなくて2か月に一度まとめて支給されるからご注意ください。
まさかの事態 育休手当の申請もれ!?
育休開始時は生活費が溶けていく
なんと育休手当が支給されるタイミングは2か月に1度。
それまでの家族の生活費はまるまる貯金からまかなわなくてはいけません。
そしてここで衝撃の事実。
私は育休手当の申請ができていませんでした。
育休に入って2か月たって、おかしいなーと調べてみると
そして3か月間無給生活となりました。
生活費3か月分。なんなら出産費用(約40万円)もなかなか振り込まれないままだったので、5月末には本当に貯金がやばいことに。
6月のもろもろ引き落としのタイミングではいろんな口座のお金を移したりしながら本当にギリギリなんとかやりくりすることになりました。
復帰してソッコー手続き
育休明けの6月出社初日、「育休手当の申請ができておりません。支給書類の送付先を連絡ください。」と会社からメールがきてるのを確認するや否や、
とにかく爆速で手続きして書類も書いて本人証明書関連のコピーもつけて即時返送しました。
言いわけさせて・・・
そもそも生まれてすぐに会社経由の申請て無理くない?
本来であれば出生後の関連書類を提出するタイミングでこの育休手当の書類も送付手続きしなくてはなりませんでした。
と半分逆切れしつつも冷静に反省しています。
あなたもどうか気を付けて・・・
会社からの情報をシャットアウト
自慢じゃありませんが、私はこの育休3か月の間本当に会社のシステムにはログインしておらず、メールも見ておりません。
それは上司との約束だったからです。
い~いタイミングでの旅費精算
育休初月の給料日のこと。
たまたま2回分の海外出張の旅費がまとめて振り込まれていました。
額もそこそこ大きくて、これを育休手当と勘違いしてしまっていた私。
世帯主の育休は計画的に
そしてついに、無事7月中旬に育休手当の振り込みを確認できました。
特に世帯主が育休をとる場合は、最初の3ヵ月は給料入ってこないので注意が必要です。
サラリーマンは毎月給料が入ってきて当たり前~な感覚なので、この辺特にうとい方が多い印象です。
というわけで、皆さんも育休をとる際には気を付けてくださいね。
ではでは!次回もこうご期待!