今日は母乳によるのおっぱい育児とミルク育児のメリットとデメリットについて徹底的に比較してみます。
はじめに
はじめに結果をチラ見せすると、おっぱいとミルクの超個人的比較結果はこうなりました!
では細かくみていきましょう。
おっぱい育児とミルク育児 徹底比較!
安定性は?
おっぱいは2点
おっぱいは一人一人ちがいますよね。大きさも形も。
人によって体質も違うので母乳もバラバラ。
そして同じお母さんでも、母乳が出る量や濃さ、成分などはお母さんの体調や赤ちゃんの成長によっても毎日変化します。
そしてそもそも母乳が出ないママもおられますし、1人目の出産直後はなかなか母乳が出なくて悩まれるママも多いです。
ミルクは5点
その点ミルクは毎日、そして毎回のミルクを同じ濃度で作ってあげることができます。
スプーンで入れる量を間違わない限り、溶かす水の量をミスらない限り。
量を管理しやすいのは?
おっぱいは2点
赤ちゃんがおっぱいの時、どれだけの母乳が出ているかは誰にもわかりません。
ということはおっぱいを吸わせている時間で管理するしかありません・
赤ちゃんのくわえ方や、吸い付く強さによっても量はブレるし、時間管理だけでは実際に母乳をどれだけ飲んでいるかはわかりません。
これでは赤ちゃんが飲んだ量の管理は難しいですね。
ミルクは5点
ミルクはどれだけ減ったかが一目瞭然。
哺乳瓶のメモリを使って飲んでいる量を管理できます。
とかの調整が簡単にできます。
ミルクの量をアプリに記録しておけば鬼に金棒。
ちなみにうちは哺乳瓶はこれ。
属人性は?
おっぱいは1点
おっぱいはママにしかありません。
もしおっぱいがないと寝ないようになってしまうと、ママなしでは子育てが成り立たなくなります。
授乳中のママはお酒も飲めないし食事にも気を遣わないといけません。ママにとってストレスも多く1点としました。
ミルクは5点
ミルクであればパパでもあげることができます。
なんならジジババでも他人でも。誰でも作って赤ちゃんにあげられるのは母親にとって本当に助かるし安心です。
特に共働き夫婦にとってここはとても重要。
立地のいい保育園に入らないと共働き継続はキツイけど、
そんな保育園は人気で倍率が高くて1歳以上だとなかなか入園できません。
だから0歳で入園前提で応募しないと入れないんですが、この時はミルクじゃないと大変。
ミルクと併用して夜だけおっぱいをあげるにしても、仕事中に母乳が出てしまうので結構大変だとも聞きます。
利便性は?
おっぱいは4点
これこそママの最強の武器。だってまくればそこにあるんだから。
なんの準備もすることなくとにかく服をまくってくわえとけーが可能です。
ソイチチ寝かしつけもおっぱいならではの必殺技。
外出先では人の目を気にしなくてはいけないのが減点対象となり、4点となりました。
ミルクは2点
ミルクはおっぱいに比べると作るのに手間がかかります。詳しくはこちらの記事でも紹介してますが、
うちはウォーターサーバーを導入していくらかましになりました。
そして出先だと清潔な哺乳瓶とミルクの持ち歩きがいるのも難点。
長時間(5時間以上)の外出になると2本持ち歩きとかになると思います。これは大変。
粉ミルクだと外ではとても面倒なので、外出時はキューブ型を使うようになりました。
詰め替え用粉ミルクの約1.3倍の値段と少し高いですが、外出時だけだと割り切ればそんな量は消費しないので、一度ためしてみてもいいと思います。
経済性は?
おっぱいは5点
まくればそこにあるしタダで出る。
おっぱいはの経済性は最強。
文句なしの5点です。
ミルクは1点
ミルクはお金がかかります。ではミルクにはいくらお金がかかっているのか?
うちのミルクはこれ。詰め替え用があってとても経済的。
そして飲む量は1日約1000ml。
残しちゃう分とかも勘案し、1日1200mlとして、スプーン1杯が2.6gで20mlのミルクになるのでそこから1ヶ月のミルク代を割り出すと 11,700円/月※かかっていることがわかりました。※1ヶ月間ミルク育児100%の場合
栄養や免疫力は?
おっぱいは4点
特に赤ちゃんを産んでから5日間のおっぱい(初乳と言うらしい)には赤ちゃんの免疫力を高める成分が豊富に含まれているそうです。
初乳(産後すぐから5日目くらいまでの母乳)には、免疫物質が多く含まれています。産後すぐは母乳の量が少なかったり、赤ちゃんがまだ上手に飲めない時期ですが、少しでも母乳を与えられると免疫物質を赤ちゃんに受け渡せます。
この点でこの初乳は粉ミルクにはない強みをもっています。
しかしそれにもばらつきはあるので4点としました。
ミルクは3点
ミルクには初乳のように免疫力を高めることはありませんが、ビタミンKとビタミンDはおっぱいにはなく粉ミルクにしかありません。
おっぱいだけだと欠乏症のリスクすらある言われています。
ミルクも今では成分的におっぱいとほぼ同等。
ということで3点としました。
まとめると
うちの場合は?
我が家は出産直後からおっぱいとミルクと混合で育児しています。
- 出産直後からおっぱいとミルクを交互にし、徐々にミルクの割合を増やしていくことを基本に
- 長男
産後〜7ヶ月 おっぱい多めのミルク混合
8ヶ月目入って卒乳 5ヶ月〜離乳食開始 - 次男
産後〜4ヶ月 おっぱいとミルク半々の混合
5ヶ月目入って卒乳 4ヶ月〜離乳食開始 - 三男
産後〜1ヶ月 おっぱいとミルク半々の混合
2ヶ月目入って卒乳してミルク育児中
おっぱいとミルクのいいとこ取りをするにはどうしたらいいか、いろいろと考えながら実践してきました。
おわりに
おっぱい育児が長引いてしまってとてもつらいママや、寝かしつけに必殺ソイチチを多用しすぎてなかなか卒乳できなくて悩んでおられるママも周りにたくさんいます。
おっぱい育児をしながら働いているママは、日中は周りの同僚と変わらない責任ある仕事をしていながら、家に帰ったら夜もおっぱいで自分しかできないタスクに向き合わなければならなりません。
おっぱいは赤ちゃんの成長に関わる人生における超重要タスクだから絶対に私じゃないと・・・
熱くなりすぎてこんなツイートまでする始末。
オッパイのあげ方は夫婦で真剣に話し合った方がいい。オッパイなんて毎回同じ濃さと量が出るわけない。赤ちゃんはいくら吸っても出ないオッパイに疲れてうとうとしてまた泣きだす。このサイクルでは産後鬱にまっしぐらだ。ママは完璧じゃない。それならミルク育児を前提としてあげるのが優しい社会だ。 pic.twitter.com/QygDgOUKbY
— 林田直樹@育休ブログ執筆中 (@rindanaoki) April 1, 2020
これから子供を育てようとされている方がこの情報を参考によりよい子育てライフを過ごせますように。
ではでは!
次回も乞うご期待!