はじめに
前段 グラフの挿入
まずはグラフの挿入でグラフを作成します。
グラフにしたい数表の範囲を選択した状態でグラフを挿入をクリック。今回は積み重ねの棒グラフを選択します。
ではここから”なんだかちょっとかっこいい”グラフの作り方を紹介します。
グラフ作成の前処理
グラフサイズ 一発で決める裏技
後で説明しますが、毎月更新されるデータをグラフにして報告する場合、その都度パワーポイントでグラフを調整していると時間がかかってしまいます。
毎月の実績を最速でグラフ化しプレゼン資料にするためにはエクセルでグラフの体裁を完璧に整えてパワポには図で張り付けするのがベスト。
”いいよ!兄さん!”の法則
標準画面のグラフサイズ
まずは標準スライド(4:3)サイズ向けのグラフ。
このサイズは縦14cmx横23cmで設定しましょう。
これでパワポのスライドに画像貼り付けすると・・・
”いいよ!次男!”の法則
ワイド画面のグラフサイズ
次はワイド画面(16:9)向けのグラフサイズ。
これは縦14cmx横27cmがぴったりきます。
これでパワポに画像貼り付けすると・・・
セル幅や文字のフォントを変更するとグラフのサイズが微妙に変わってしまいます。そこまで気にする必要ないんですが、なんかサイズ違うなーと感じたときはできたグラフのサイズを”グラフツール”→”書式タブ”で確認しましょう。
数字フォントは○○一択!
パパリーマンに細かなデザインにこだわる時間はありません。
というわけで数字フォントはSegoe UIでいきましょう。あくまであなたの好きなフォントでOKなんですが、迷うくらいなら決めておいた方がいいです。
棒グラフ幅 100%→50%で太くする
パワーポイントのスライドに合わせたサイズにすると、エクセルで最初にできる棒グラフは細すぎて隣りのバーとの関係性を見えにくくなります。
これが最初にできるグラフの太さなんですが、
これを解消するために、要素の間隔を狭くします。
設定方法はこちら。
するとどうでしょう。
これでバーが太くなりどっしりとして見やすくなりました。
さて、ここまでで第1ステップは完成です。
次は第2ステップ。
グラフの無駄な要素を消していきます。
いらない要素はバンバン消去
かっこよくてわかりやすいグラフにするには無駄な要素を徹底的に排除することが大切です。
今回は凡例、縦軸、バーの色を除いていきます。
凡例を消す!
標準でついてくる凡例はグラフのバーとの距離があります。
だからぱっと見てどのバーがどの要素なのかわかりにくい。
見間違えると誤解をうむ恐れもあるので、これはいったん削除しましょう。
凡例は最後に伝える要素にだけ加えるようにします。
バーをグレー1色で塗る!
次にバーの色を1色で塗ります。
バーの色を塗りつぶした後は、枠線を白に変えていきます。
ここでは枠線の色を白に、枠線の幅を1.5ptに変更します。
縦軸を減らす!
縦軸が細かくあるのも逆にごちゃごちゃして分かりにくくなりますよね。
今回は軸の線を2本にします。このように境界値の最小値を0、最大値を600,000、単位の主を250,000にしましょう。
すると縦軸が2本になります。