こんにちは!
あまりに大変だったので全部書きたい!というわけで今日は長くなりますw
チェンマイの一軒家でおちいった停電地獄について、なまなましく紹介してまいりまーす!
停電初日:4月1日(水)夜、エイプリルフールだと言ってくれ。。。
いつも通り仕事して帰宅し、みきとのサッカーの送迎を終えてみんなで家に帰った後。
ばちん!
突然家が真っ暗に。
これまでもちょくちょく停電は起きていて、何かしらのコンセントを抜いたりしたあとにブレーカーをあげたらなおっていた。でもこの日は違った。
ブレーカーを上げようとしてもすぐ
ばちん!
と落ちてしまう。ブレーカーが上がらない。
そこから暑くて暗い部屋のなかで格闘すること30分。なにをどうやってもばちん!ばちん!と落ち続ける。
あがらない。。。30分後、諦めて管理会社の担当者に連絡することに。
「ブレーカーはあげましたか?」——(ったりめーだ!)何度もあげようとしてます。
「あなたの家だけですか?周りも停電していませんか?」——(んなん最初に疑うわ!)周りの家は電気がついています。
向かいの家はついている「わかりました。PEA(タイ電力)を手配します。到着まで30分はかかります。」
すでに停電発生から1時間弱。家族は汗だく。スマホの明かりだけでなんとかしのぐ。こんな時に限ってスマホの充電が少なく、モバイルバッテリーも充電できていないものばかり。
これは、、、今日はもう無理かもだわ。
我が家は避難慣れという聞きなれない単語がよく似合うwww みんな2023年の洪水で2回、2025年の地震では3ヵ月の避難生活を経験している猛者たち。速攻でGrabを手配し、速攻で消えていった。
残ったパパリーマン、1時間近く待ってPEAのタイ人が到着。キッチンのブレーカーを案内すると、その人が上げたところ、なんと普通についた。
電気つくねー問題ないねー、サワディカップ!と颯爽と帰っていくPEA氏。なんだったんだろ。にしてもよかったわ。
すでに時間は夜の11時近く。管理会社にいったんついたことを連絡し、念のため明日の14時に電気エンジニアを手配してもらえることに。ほっとしながら、パパリーマンは初めてのひとり一軒家での夜を過ごしましたとさ。
原因不明!?迷宮入りする修理 「直った」と言われ続けた1週間
4月2日(木) 1回目の修理点検→当日中に再発(おい)
ほっとしたのもつかの間。翌朝またブレーカーが落ちた。シャワーを使おうとしたのが引き金だったらしい。こりゃいよいよだめだな。
結局15時過ぎ(!)に来たエンジニア。でもその時には通常通り電気がついていたので、さっとみて特になにを修理するわけでもなく、なんなら家の前でバスケして帰っていったらしい。
バスケに最近はまってますお金だけはきっちり850バーツ(4250円くらい)とられました。まぁ大丈夫だったならいっかと思っていたら、その夜みきとのサッカーから帰ろうとした瞬間にまた停電。
またかーーーうそやーーーーーん。このエンジニア今日なにしてたん?全然直ってないやんか。
すぐ管理会社に連絡し、再度エンジニアを手配してもらうことに。絶対今日中に来て直してもらわんと。
夜9時半(連絡から2時間後!)にようやく到着したエンジニア。シャワーのカバーを開けたりいろんな場所の漏電をチェックしてくれたが、最終結論は「特に異常はないですね」。いやおい。んなわけあるかい。
試しにシャワーを出してみることに。待つこと10分ほど。
ばちん!
ほらやっぱりシャワーがおかしいじゃん!(なんかちょっと嬉しい)
そこから真っ暗闇で汗だくになりながら、もっかいシャワーを入念に調べてもらう。が、「やっぱりわかりません。異常なしです。」
いや異常がないわけがないだろ。
というわけで2階の別のシャワーでも試してみることに。すると10分もせずにまた
ばちん!
これで少なくともシャワー本体が問題ではないことはわかった。一歩前進。
「ブレーカー側かアースが原因かもしれません。感電のおそれがあるのでシャワーは使わないでください。道具がないから土曜日の朝に来ます。」
はい詰んだwww
今日と明日、この汗だくの子供らどうせいっちゅうねん。ダメもとで管理会社に安全に過ごせる部屋の手配を依頼したが、全く無視された。ホテル代も泣き寝入りかこれは。
4月3日(金)チェンマイにある銭湯
翌日もサッカーがあるのに風呂に入れないなんてりーむー。というわけで、チェンマイにある銭湯にみんなで行くことに。
でもここがめちゃくちゃ高くて、ひとり2,000円もする。
りはるの分まできっちり取られましたよ。マジ許せんなこの不便さ。
4月4日(土)3度目の正直
待ちに待った土曜日の朝。しかしパパリーマン、よりによって土曜出勤の日。仕事しながらも気が気じゃない。
無事朝から修理には来てくれたらしく、なにかしらしてくれているとのこと。写真が送られてきたけど、どうも何をしてくれたのかよくわからない。
「異常なかった。エアコンも全部つけてみたけど落ちない。もう大丈夫。」
いやいやいや、確実にどこが悪かったかを言ってくれんとあんた信頼できん!ということで、今日なにをしてくれたのかをLINEで何通か詰めたところ、ようやくそれらしい答えが。
「すべての配線の漏電がないか電圧が正常かを確認し、緩んでいたブレーカーまわりのねじを締めました。」
あー、どっかのねじが緩んでたのね。それで停電しちゃうこともあるのか。まぁそれで治ったということなら、マジで助かりましたぜ。
結果、本当に土曜日の夜も日曜日の夜もブレーカーは落ちず、エンジニアへ感謝の熱いLINEを送ったのでありました。
4月6日(月)からの再発ぅ!
そして迎えた月曜日。仕事から帰って、みきとかいしと家の前でバスケして、汗だくになったあとシャワーを浴びていたら、
ばちん!
またおちたーーーーーーーーーーー
もぉいい加減にして。まじゆるせん。あのエンジニアだめだ。そしてそれを手配しただけで済んだと思っている管理会社もゆるせん。
すーぐにエンジニアを手配。しかしこの日エンジニアが出した結論は「根本解決のためには①温水器の配線やり直し、②アース棒の打ち直し、③メインブレーカーの交換が必要」。でも今はどれもできないと。
てお手上げかーい。
4月7日(火)でも、結局原因はわからずじまい
そして管理会社からこんな連絡が届く。
「ブレーカーの部品(Safe-T-Cut)が古すぎて探すのに時間がかかっています。来週はソンクラン(休暇)なので、作業再開は4月20日になります。」
えええええ?いま4月7日で、なおるのは2週間近くあとになるってこと?
こいつはメチャゆるさんよなあああああ
家族を守れるのか?!パパリーマンマジ交渉モードへ
よりによってタイが一番熱くなる4月。子供4人。クーラーもシャワーも使えない家では生活できんぜ。
管理会社に条件を突きつけた。
- もう点検のフェーズじゃねぇ。ブレーカーを全交換してくれ。別のエンジニアチームで対応が必要だ。
- 住める家を貸すのが大家の義務。修理費は全て大家負担だよね。
- まさかこの状態で家賃普通にとれると思ってないよね?住めなかった期間の減額をしてよね。
- 家族が普通に暮らせないので、修理が終わるまで代替の部屋を用意してくださいね。
結局代替部屋は無視されたが、交渉は続く。
なかやすみ
日本で言うとどんな状況?
8月のお盆休み前。周りがひらけているわけではない、そこまで風通しの良くない一軒家でくそ暑い中、汗を流そうとシャワーをつけると10分で停電します。停電したらクーラーも扇風機も使えません。真っ暗になります。復旧しないと洗濯もできないし、冷蔵庫全部死にます。
停電するのが怖いのでシャワーは使えません。クーラーつけててもお風呂に入らないとやっぱり汗でべとべとして気持ち悪いし、髪の毛が体にへばりついて絡まります。布団もすぐ臭くなっちゃう。そんな生活環境です。
かつ、管理会社にお願いしても全然解決してくれない。むしろなんだか大家側に立たれる辛さ。いや、まぁ日本ではこんな状況そうそうないか。
案外水風呂も悪くない?
幸いなことに、水曜日から家族は一足先にバンコクへ移動する予定だった。月火さえ乗り切れば子供たちはバンコクのホテルで風呂に入れる。パパリーマンは家族と合流する土曜日まで、テキトーに水浴びといたらいいのでwww 少し調整の猶予ができた。
というかパパリーマン水でシャワーを浴び続けているけど、これはこれでまぁ気持ちいいかもwww 4月のタイはそれくらい暑いのよ。身体洗い終わってでることにはなんだかあったかい水になってる気がする。(気のせい)
シャワーひとつで幸せになれる男、それがパパリーマンです。
劇的に海外生活を変えるAI
こういうとき、AIがあってマジよかったと思う。日本語ではすらすら出てくる要求事項とその根拠、これをいちいち自分で英語にするのは骨が折れる作業。これを即座にやってくれて、さらに追加の提案や分析までやってくれる。GEMINI君がいなかったらこの件ここまで有利に進められんかったと思います。便利な世の中になったぜ。
持つべきものは友
藁をもつかめ!恥も外聞もなく助けを乞う
管理会社からはまったくパリッとしない話ばかり続く。
「ブレーカーの種類が古すぎて部品を探すのに時間がかかっています。」
「ソンクラン休暇に入っている業者が多く、20日より前の手配が難しいです。」
「他のエンジニアに聞いてみましたが、配線やり直しは解体レベルで壁を開けながらの作業になるから2日以上かかります。」
明日バンコクから戻って家族と合流しなければならないというところまで追い込まれた。今日中に解決のめどをつけておきたいのに、これどうしたら、、、と絶望していた時に、ふと同じ住宅街に住んでいるイスラエル人の友達のことを思い出した。
友達のイスラエル人
その人の大家さんがかつて言っていた。「俺は仕事のない若者の面倒をみて、インフラ系のエンジニアに育てた。いざという時は助けてくれるんだ。」
あの人だ。あの人に頼んでみよう。
思いついてすぐイスラエル人の友達に事情を話し、大家を紹介してもらえないか頼む。友達はすぐに事情を理解し、快諾してくれた。こうしてこの住宅街に精通したエンジニアの連絡先をゲット。
「でも、この人はタイ語しか通じないよ。英語が全く話せないんだ。」
そこは職場のタイ人に助けてもらおう。
職場のタイ人
同じ部署のタイ人は英語が通じる。信頼できる彼女に英語で状況を伝え、エンジニアに電話して直接タイ語で話してもらうことに。さっそく今日の17時に来てくれることになった。LINEのIDまで聞き出してくれた。
まじで、、、まじで助かった・・・泣
こうして職場のタイ人とエンジニアとの3者グループLINEが出来上がり、翻訳ソフトを使いながらタイ語でやり取りできる状態に。まだ何も解決したわけではないが、いろんな人に助けられて一気に事態が好転してきた気がした。
てか、エンジニア今日連絡して今日来てくれるって、インフラ系だったらそれくらいのレスポンス普通に欲しいよな。うちの管理会社なにしてんだマジで。
とか思ってたらちょうど管理会社から連絡が来た。
やっぱり使えない管理会社、逆襲?
「すみません、どのエンジニアも20日まで空いていません。」
いや、おれ自分で見つけて今日来てくれるっちゅうねん。
「大家さんと話し、住めなかった日について1日1,000バーツの減額で合意しました。4日分の家賃を保証させていただきます。」
おっ!なんだそれは初めてのGOOD NEWSじゃないかー!しかも1日1,000バーツはでかい。この家月29,000バーツちょっとだから、全額保証+αやんか。
でも4日?たった4日?? 4月1日に初めて停電して、もうこの日で4月10日。しかもあんたが手配したエンジニアは20日に来てそっから2〜3日かかるって言ってるよね?どう計算したら4日になるの??
というわけでガンガン反論。
- 1日1,000バーツの補償は受け入れます。
- ただ、自分でプロのエンジニアを見つけました。今日17時に来ます。費用は100%大家負担でお願いします。
- 補償は4日分と言われましたが、今日までで7日間住めませんでした。計7,000バーツを要求します。
見つけた救世主 タイ人プロエンジニア
そして17時半(これくらいの遅れはタイならOK!)、プロのエンジニアが到着。到着に合わせてシャワーを出していたら、ちょうど案内した2階のシャワーのところで
ばちん!
とブレーカーが落ちるというミラクル演出つき。
プロのエンジニアは落ちたブレーカーを手際よく外して見せ、これが古いこと、そして熱を持っていることが原因だと即座に特定した。
はやっ!やっぱそこやんな。よかったぁーまともな人来てくれて。
「今日はホームセンターが閉まっているから今日中には修理ができないな。あなたが旅行から帰ってくる17日の17時に来ます。」
これで引っ越さずに済む。ほっとした。あとは大家との費用交渉だな。
ともあれ、めどがついたのでいったんは旅行楽しも。旅行の様子はワイフのNoteをご参照ください。
最後の戦い パパリーマン大激怒
直ることがほぼ間違いないとわかって、旅行の前半はこのことを忘れて家族と楽しい時間を過ごしていた。
でもチェンマイに戻る日が近づいたとき、メグワイフがぽつりとひとこと。
「帰ってもお風呂使えないのかあ…」
このひとことが、静かに刺さりました。
楽しい旅行の終わりに、こんな気持ちにさせてしまっている。そういえば、結局管理会社から大家との最終合意の連絡は来ていない。納得できるまでとことんやってやる。そう決めた瞬間でした。
管理会社から返信が来た。
「大家さんは、家には住めていたので3,500バーツが妥当だと言っています。代わりにブレーカー交換費用は大家が持ちます。」
っはあああああああ???
最高に頭にきた。「家には住めていた」?このLivableって単語に最高に頭にきた。子供4人いるうちがお湯の出ない家にLivable?なんの根拠があって半額なの?そしてブレーカー交換費用はそっちが持って当たり前だろがぃ!ちょっと譲歩してる感だしてんじゃないよ。
今書いてても腹立ってきたwww
いや、お金が欲しいわけじゃないのよ。こういう時、自分が筋を通すことにすごくこだわるんだな、と改めて実感した。この半月、うちの家族がどれだけしんどかったか、どれだけこの件で頭を悩ませたか——それをないがしろにされた気がした。
さっと頭のそろばんをはじく。1,000バーツ/日はそもそも保証として高すぎる。でも一線超えてきた相手への着地は7,000バーツより高くなければならない。この二つの論拠から提示した内容はこちら。
- 停電期間中の補償として、1日600バーツ×14日=8,400バーツ
- 新品ブレーカーへの交換はもちろん全額保証
旅行期間分も日数に含めて請求。家としての全機能を10としたときに今の状態が6か7かで悩んだけど、総額が7,000を超えるラインということで6→600バーツ/日を選択。
根拠がないならぜったい譲らん
「修理費もかなり高くなると聞いています。でも修理費は全て大家が負担します。総額7,000バーツの家賃減額を認めます。」
この管理会社にも腹立っていた。大家が言っていることをそのまま伝えてくるだけのメッセンジャーになってる。仲介業者としてのプロフェッショナリズムを見せてくれよ。
ついに決着 通ったこちらの要求と「もう二度と停電することはありません」
4月16日(木)チェンマイに戻る当日。管理会社から連絡が来ました。
「大家が合意しました。5月の家賃から8,400バーツを差し引きます。修理費も大家が全額負担します。」
よおおおし。ありがとう!
これでようやく納得ができた。よくばらず、なるべく感情的にならず、冷静に論理的に落としどころを示す。それだけで交渉ってだいぶ変わるんよ。
翌日の金曜日、イスラエル人の友人に紹介してもらったエンジニアが来てくれて、サーキットブレーカーを新品に取り換えてくれた。シュナイダー製の会社でも使ってる業界トップランカー品。壁に入れ込む規格が違ったので電動ノコでボードを加工したりと大変そうではあったけど、1時間程度で無事修理完了。道具を全部持参してくるあたり、これがプロのエンジニアや。
ついになおったぞーーーーーー!!!!
ようやく戻ったチェンマイでの日常
これ実際のメッセージ。このタイ語翻訳してみてほしい。惚れた。サッカー帰りの汗まみれのみきととかいしが、シャワーで汗を流せる泣
からまりまくったりはるの長い髪を、湯船につかりながらゆっくりとかしてあげられた時の満足感、、、
旅行中も、交渉中も、ずっとはれなかった気持ち。それが、この夜やっと晴れたーーー。
おわりに
最後は大人げなかった気もするが、それだけ苦労したし辛かった。17日間、長かったー!!!!
でも終わってみれば、家族の底力と、人とのつながりと、なんか交渉スキルまで試されてたなという。
海外暮らしって、ほんといろいろドラマあります。書きたくて長くなっちゃったけど、こんなんでよければこれからも残していきたいと思います。
ではでは、次回も乞うご期待!
このやりとりでスタンドをChat GPTに作ってもらった。身長さばよんでくれてありがとうwww







