おはようございます!
最近パパリーマンがいろんなプレゼンを見るなかで気が付いたプレゼンあるあるについてTwitterに連投しました。
せっかく2時間かけてまとめた内容なので、こちらでも少し丁寧に説明したいと思います。
「えー 」とか「あー 」とか言いがち
プレゼンあるある❶
「えー 」とか「あー 」とか言いがち自分がつぎになにを話すのかが決まってないから起こりがち。
プレゼンの原稿作って練習あるのみ。自然と次の言葉が出るレベルまで練習しよ。普段話してるときにいちいち「えー」とか「あー」とか言いながら話すネイティブいねーから。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
あるある〜!対策がこちら。
話す内容を原稿に起こそう
このクセを直したい方はまず自分がプレゼンで話す内容を原稿として文字に起こしてみましょう。
そして声に出して5回くらい練習します。するとスムーズに言葉が出てくるようになります。
スラスラッと言葉が出てくるので、次の言葉を思い出すためのつなぎの「えー」とか「あー」が劇的に少なくなりますよ。
次に自分のプレゼンを録画してみてみましょう。意外な自分のクセに気づけます。
この2つを繰り返していくとプレゼンにいいテンポが出てきますよ!
質問を受けたとき固まりがち
プレゼンあるある❷
質問を受けたとき固まりがちプレゼン中に突然質問が飛んできたとき「えっ、、、」とかで固まってない?
話しながらいきなり質問が来たらちゃんと聞き取れてなくて当然。
「あの、今の質問もう一度いいですか?」と相手の目を見て堂々と聞き返そう。ひるんだらつけ込まれるぞ。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
次はこちらのあるある。特に若手のうちにこのクセを克服できると強みにできますよ。
堂々とした姿勢をつらぬこう
特に会社の役職者や結構偉そうな人にマウント気味に質問されるとどうしてもビビっちゃいますよね。
その道のベテランからはすぐにカウンターできない難しい質問を受けることの方が多いでしょう。
でもここで黙っちゃうと相手の思うつぼ。
例えば立ちながらプレゼンしている時は質問者に向かって一歩近づく。そして聞き直す。「もう一度よろしいですか?」
座りながらプレゼンしている時も体を相手の方に傾けながらしっかり聞き返すなど、こちらから質問をちゃんと聞く姿勢を見せましょう。
全ての質問に対する答えを持っている必要はありません。しかしどんな質問でも受け付けます、という姿勢は自分を相手に信頼してもらうためにとても大切です。
答えられない場合は素直に「すみません。今答えを持ち合わせていないので別途調べて回答させていただきます」でOK。
しょーもない質問に時間取られがち
プレゼンあるある❸
しょーもない質問に時間取られがち偉い人は「なんでグラフの色それなん?」とか言いがち。
もちろん突っ込み所がないくらいにスライドのレベルを高めるのが一番。
それでも言われたら素直に謝る。
「すみませんすぐ修正します。では話を元に戻しますね。」でOK。サラッと流せ。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
ブレない論点をもっておこう
少し難易度は高くなりますがそのプレゼンで得たいことしっかり文字にして持っておくと、そこに繋がらない議論が全て枝葉の部分だと認識できるので、本質ではない質問でごちゃごちゃ議論する時間を減らせます。
もう少し具体的に言うと、そのプレゼンで相手に言って欲しいセリフをちゃんと文字化しておくことです。
論点がずれた質問に対してはすかさず「アドバイスありがとうございます。その点に関してはあとで修正しておきます」とでかめの声で言い切ればOK。
勘違いしないで欲しいのは、細かい指摘を無視しろと言っている訳ではありません。勘違いさせないスライド作りができるよう日頃から鍛錬していきましょう。
スライドの切れ目で間あきがち
プレゼンあるある❹
スライドの切れ目で間あきがち次のスライドをだして自分もそれ見てなに話すか思い出してない?
それめちゃ不自然な間があいてるよ。「ではここまでの総括が、こちらです」でポチって感じに次のスライドへのつなぎを入れよう。
プレゼンは1つの物語。
流れを断ち切るな。— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
これが克服できるとあなたのプレゼンが1UP!
対策がこちら。
次ページへのフリを一言入れよう
プレゼン資料は紙芝居。動画と違って次のシーンへの切り替えでブチブチ話の流れが切れてしまいがちです。
発表者自信がページの切り替わりのたびにスライドをみてから話す内容を思い出しているとプレゼンのテンポが絶望的に悪くなります。
スライドを切り替える前に一言次へのつなぎのセリフを入れるだけで聞き手も次の内容に向けた準備ができます。
フリが長すぎても「はよ次いかんかい!」となるので、「次はこの内容について少し詳しく説明します」くらいのあくまで一言でポチッと次に進みましょう。
説明させていただきます病
プレゼンあるある❺
説明させていただきます病「では次は〜に、ついて説明させていただきます」
いやいや!
それ聞くために今ここおるから!
いいからはよ話して!!!そんなん断らずスムーズに話をつなげる努力をしよう。
これは❹と一緒で前のスライドで次に何が来るか伝えておくといいよ。— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
同じセリフが繰り返しで出てくると聞き手は飽きちゃいます。というかうざい。ぜひこうしてください。
必要以上にへりくだらない
特に偉い人の集まる会議で若手がプレゼンする際、相手に気を使いすぎて丁寧になりすぎると逆にうっとうしいと思われてしまいます。
社内プレゼンであればそこまで堅い表現はいりません。丁寧語を連呼して相手の時間を奪う方が失礼。さっさと本質の説明に時間をかけましょう。
社外プレゼンでも最初に相手の時間をいただくことに感謝の意をちゃんと伝えておけば、あとはサクサクと説明を進める方が親切。
1対1のコミュニケーションでいちいち「次は●●を説明させていただきますね」なんて言わないですよね。
自信がないとき逃げぜりふ言いがち
プレゼンあるある❻
自信がないとき逃げぜりふ言いがち「〜と考えます」「〜と判断しました」って丁寧なようで実は自信ないように聞こえちゃうんよ。
明らかな事実でそこが揺らぐと以降の論理が崩れるようなところは全て「〜です」で言い切ること。
自分の意見はプレゼン最後の審議事項だけだよ。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
対策がこちら。
言い切ることで信頼されよう
自分より知識がある(ありそうに感じている)人に向けたプレゼンで陥りがちなのが、自分が調べた事実に対しても「〜とのことです」とか「〜と思っています」とか語尾につけてしまうケース。
これは自信のなさからくることが多いですが、知らず知らずのうちにクセになってしまっている人もいます。
声にだして練習することと自分のプレゼンを録画して見てみることで、自分のクセに気づきましょう。
プレゼンは誰の意見でもなくあなた自身の意見を伝える場。聞き手もそれを聞くために時間を使っています。
座ってPC画面見ながら話しがち
プレゼンあるある❼
座ってPC画面見ながら話しがちもぉプレゼンするならとにかく立て!
立って伝わることを座ってやるには10倍のテクニックが必要だよ。
んで強調したいときはPCのポインターじゃなくスクリーンを見ながら指差し。そして相手の目を再び見て話す。
聴取の反応がガラッと変わるよ。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
さてさてついにあと2つ。これは気持ち次第ですぐ解決!
とりあえずその席から立ってプレゼンしてみよう
これはプレゼンの場所によって制約もありますが、私はできるかぎり席から立ってプレゼンすることをオススメしています。(スティーブ・ジョブズのようにステージを歩きながら話せ〜とか言っている訳じゃありません)
立って相手を見て話すだけで発表者自身と聞き手の距離が近くなり、プレゼンの内容がとても伝わりやすくなります。
パワーポイントについているレーザーポインター(プレゼンモードでCtrl+L)を表示して説明するよりも、相手を見ながら指し棒の方が聞き手は注目してくれます。
あとプレゼン中はスクリーンではなく聞き手側に体を向けること。でも画面を見ずに話すことって簡単にはできないのでできるようになるまでしっかり練習しましょう。
スライド読みがち
プレゼンあるある❽
スライド読みがちこれ、昼過ぎの会議ならおじさま方を10分でラリホー。
しかもスライドに文章がダラダラと書いてあると最悪。
合わせ技一本。あくまで相手を見て立ち、必要なところだけスライドを指す。そしてすぐ振り返る。これやり過ぎくらいやってちょうどいいよ。
— 林田直樹 (@rindanaoki) September 5, 2019
8つめ最後のアドバイスです。
スライドはシンプルにしとこう
オーディエンスと一緒にスクリーンをみながら読み上げるプレゼンをよく見ますが、午後一とかだとお偉いおじさま方はプレゼンより眠気と対峙することになりますw
お手元の資料なら別ですが、スライドの文字は最低限にしてシンプルな資料を作ることを心がけましょう。
文字が多すぎるスライドはそもそも頭に入れるのは大変。文字をけずってけずってあなたが一番伝えたい言葉だけスライドにのせることが大切です。
聞き手の反応を見ながら話す内容を場面で変えていけるようになると、さらに伝わり度は上がっていくので、ぜひプレゼン練習を重ね場数を踏んでいきましょう。PCやスクリーンにプレゼンしている訳ではありません。WEB会議であったとしてもその先の聞き手に伝える為に話しているはずです。相手は生身の人間であることを意識するとよりよいプレゼンテーションができるようになりますよ。
もっと知りたい方へ オススメの本
自分の資料作りやプレゼンをレベルアップするためいろんな本を読んでいます。
パパリーマンオススメの本について気になる方はこちらもご覧ください。
では、今日はこの辺で!
次回も乞うご期待!