おはようございます!パパリーマンです。
突然ですが、みなさんあいさつってしてますか?
- 朝起きておはよう
- 家を出るとき行ってきます
- 出社しておはよう
- すれ違ってこんにちは
- 帰ってきてただいま
- 寝る時におやすみ
当たり前ですが、これらのあいさつは自分1人の時には発生しません。相手がいて初めて発生するものです。
でも実は違ったんです。
今日はそこんところ詳しくお話ししますね。
1人あいさつ運動のきっかけ
私は1年前に異動してから毎日片道2時間かけて大阪→野洲まで通勤しています。
異動したばかりは慣れない仕事で戸惑ったり、知り合いも少ないのでとてもアウェー感がかなり強い日々でした。
あいさつする文化がない
転職してきてすぐ気づいてはいたんですが、今の会社はあまりあいさつする文化がありません。
もちろんデスクに座る時に同じ部署のメンバーに対してはあいさつしてるんですが、そこに着くまでの通路とか廊下ですれ違っても基本的に無言。
もと生産工場で働いていた僕としては慣れるまで結構気持ち悪かったです。
あいさつしなくなる理由
なんであいさつないんかなーと自分なりに考えてみたんですが、
数千人の従業員が働いているめちゃくちゃに大きい事業所であることと、そしてほぼ全員が8時半始業でいっせいに出社してきます。
それはもうすごい混雑っぷりで。
当然毎日同じ時間に数えきれない人とすれ違うことになるため、ひとりひとりとあいさつしてるとキリがない。自然とすれ違ってもあいさつをしない文化が育っているようでした。
そんななか変な人に出会う
そんな中あるシニアマネージャーと話してて衝撃を受けました。
「相手の反応みたりして楽しんでるんだよね〜」とか何にも気にせず言ってる彼を見て、自分自身あいさつしたいと思っていたことを思い返し、気がついたら
「僕も明日から1人あいさつ運動はじめます!」
ってその場で宣言しました。
1人あいさつ運動前提条件
少し詳しく今の環境を説明しますと、
- 事業所の始業は8:30。僕はフレックスで9:30に出社だから人はまばら。
- バス停からデスクのある棟までの5~6分外を歩く。
- その間に車通勤の人たち20人くらいとすれ違う。
- 僕も出張とかあるので毎日出社しているわけではない。
- 道路の混み具合によってすれ違う人は毎日変わる。
こんな感じの前提条件です。
はじめの3ヶ月
勢いよくはじめたはいいが、現実は甘くなかったです。
ガン無視と白い目と
最初は僕からあいさつしてもだれも全く返してくれませんでした。
もちろん私の「おはようざいまーす」に対して遅れてあいさつを返してくれるひともいましたが、確率とすると5%くらい。
1~2割の人がすれ違った後でボソリと言ってくれればいい方でした。
そのほかは大抵「えっ?(だれっ?)」と驚きながら通りすぎる人、警戒して固まってじっとこっちをみてる人、完全に聞こえないふりをする人などなど。それぞれ様々な反応でした。
ポキポキ心が折れる日々
こんなカラフルな反応を楽しんでいた部分もあるんですが、、、
正直かなりつらい・・・。
しかも僕自身新しい職場でアウェー感強めな時期だったため、この職場に受け入れられていない感も重なって、、、
正直元気のない時は
ってあいさつしなかった日も結構ありました。
自分のメンタル、結構弱いなーとさらにへこむ。
今振り返るとこのときの僕のあいさつも口先でモゴモゴっと言ってるだけの時も多くて、相手も戸惑ってたと思います。
やめたらいいのに~と思ったりもしましたが、なにしろ宣言してしまってますんで意地で続けました。
3ヶ月やってたら変わってきた
3ヶ月くらい経って、少し変化が起こり出します。
3人の固定客が発生した
もちろんみなさん探り探りで、
(あの人あいさつしてくる人なんだよな~今日はしてくるかな~、、、あ、やっぱりきた。よし。)「おはようございます〜」
ってな心の声も一緒にビシビシ聞こえてきながらではありますが、それでも必ずあいさつを返してくれるようになりました。
うすーくながーい積み重ね
出張で出社しない日があったり、道路の混み具合とかで時間が少しずれるだけで同じ人とはすれ違えません。同じ人と会うのは多くて週2回~3回だったんですが、
これを3ヶ月継続していると20人中3人が必ずあいさつを返してくれるようになるんですね!
この頃から僕は遠くにこの人たちを見つけるとニヤニヤするようになります。
その効果もあり、自然と自分のあいさつの声もはっきりしてきました。
半年でさらに次のフェーズへ
必ずあいさつが返ってくるく人が3人いるとわかってから、1人あいさつ運動も苦じゃなくなってきます。
そして半年を過ぎるとさらにもう一歩先のフェーズに進みました。
こっちを待たずに・・・
必ずあいさつを返してくれる3人が、この時期から僕からのあいさつを待たずにあいさつしてくれるようになりました。
ほぼ同時くらいのタイミングで「おはようございます」って言ってくれるんです。
僕を見つけると顔をはっきりこちらに向けて、あいさつ準備を整え、ほぼ同時に「おはようございまーす」と言い合う。
帰りにすれ違った時驚きの展開が
この段階になるともはや3人とは顔見知りになっています。
めったにありませんが帰りの時間にもすれ違ったりするとクスッと笑える関係に。
ある日の帰り道、3人のうちの1人の方だ〜と思ってあいさつしようとしたら向こうから「よくお会いしますねぇ」と笑顔で言ってくれたんですよね。
これ、めちゃくちゃ嬉しかったです。
こうなると1人あいさつ運動は苦痛どころじゃなくて、その人と会えるのが楽しみになってきます。
こちらをみるときの顔も変化していってるので、おそらく相手も楽しみにしてくれてると思います。
遠くにその人がみえるとこちらも自然と笑顔に。楽しい気分になって自然なあいさつが出てくるようになりました。
1年経ったら急展開が
この変化は正直予想できていませんでした。
ドミノがひっくり返るように
1人あいさつ運動を初めて1年が経とうとしているころ。
まさにドミノが黒から白にひっくり返るように20人中9割くらいの人が僕にあいさつしてくれるんです。
なんか連続であいさつが返ってくるとこっちもテンション上がっちゃって。
朝からすごい心が満たされて満足感が味わえるようになりました。
いつのまにか自分の支えに
毎日の長時間通勤で心が折れそうなとき、この満足感が自分の気持ちの支えとなってくれています。
前日に遅くまで会議で帰れなかったり、夜更かしして寝不足だったり、家族とうまくいかなかったりして元気の出ない朝、
自分ではじめた1人あいさつ運動によってできた名前も所属もなにも知らないあいフレから元気をもらえるようになったんです。
相手がいないとこの活動は成り立たないし、初めは相手に変化を与えるためにはじめた1人あいさつ運動。
でもここまで続けてきてわかったこと。
そう。
つまりあいさつって人のためにするんじゃなくて自分のためにするものなんです。
おわりに
皆さんの職場はいかがでしょうか?
もしこれを読んで心が動いたそこのあなた!
明日からでもはじめられる1人あいさつ運動。
オススメです。
ではでは!次回も乞うご期待!