はじめに
私の場合はなんと大みそかの日に意識不明の高齢者の乗った車に衝突されました。
今流行りのやつです。
事故発生がわかったのが13時。そこから家に帰ったのが17時前だったので、だいたい4時間くらい覚悟しておくことですね。
事故発生の概要
駐車場に戻ったらまさかの事態に
その日私はは5歳と4歳の息子を連れて近くのイズ○ヤへ。
用事を済ませて停めていた駐車場に戻ってみると、パトカーやら救急車やらで人だかりができていました。
とか言ってたらうちの車がこうなってました。
事故の概要を整理
ここに到るまでの経緯を整理するとこういうことだったそうな。
- 運転中に意識を失った高齢者が駐車していた車に次々と衝突した
- 最後に衝突した車で動きは止まっていたが意識は戻っていなかった
- 近くで見ていたおばちゃんが車に乗り込みサイドブレーキを引いて止めた
- 運ばれたのは運転手一人だけで他にケガ人はなし
- 運転手は救急車で運ばれるときにようやく意識を取り戻した
- 運転手は特に持病もなく薬も飲んでいなかった
被害を受けたのは5台以上。そのうちの一台がやつ。
これはマジに絵的に笑えましたね。
事務手続きはいろいろあって超緊張状態
通常の事故だったらまずは警察に連絡するところから始まりますが、今回はすでに6〜7人はおまわりさんがいたのでさっそく手早くおまわりさんから聞かれます。
- おまわりさんに免許証、車検証、自賠責の証明書を見せる
- おまわりさんには勤務先、電話番号を聞かれる
これは流れに任せればOK。
おまわりさんからはこんなコメントをもらいました。
- 車に乗ってなかったんだし10:0で修理費用は出してもらえるでしょう。
- ここからのレッカーや修理の手続きはご本人でお願いします。
- 加害者は意識が戻っているので、本人もしくはご家族から僕の連絡先に連絡を入れるよう言っておきます。
ということで僕が入っている保険会社のイーデザイン損保に電話することにしました。
保険会社とのやりとり
緊急電話でさっそく待たされる
イーデザイン損保にはアプリがあります。
混み合っているとのことでマジぜんぜんつながらない。
12月31日ということもあり、コールセンターの人をしぼっているのか、年末の移動が増える時期で対応が増えているのか理由はわかりませんが事実、コールセンターは全ての連絡に即対応できる体制ではないことがわかりました。
結構へこむなぁ。この姿。ヤジ馬の人にめっちゃ写真撮られるし・・・しょげるわ〜。一台。また一台と軽傷の車たちは帰っていく。
でもこれは自走できんやろ〜。動かすのこわいし。
もし乗り降りしている時に突っ込んでこられていたら、それこそ取り返しのつかないことになってた。加害者にもだんだんと腹が立ってくる。
なんでそんな人がこんなところを運転してるんや。
これだけいろんなニュースで高齢者の運転の危険なこと言われてるのに、なぜ自分は大丈夫と過信してるんや。惰性で乗りつづけた結果がこれだ。一歩間違ったら一生取り返しのつかないことになってたわ。
イーデザイン損保に混み合ってると待たされる10分間。
この時はおまわりさんといろいろ話しながら一人で不安と戦っていました。
ここぞとばかりにお願いすべし
これまでなーーーんにもなくても保険料を払い続けて保険会社に
というわけでいろいろお願いしました。
その1 修理先を紹介してもらおう
10分後、イーデザイン損保から折り返しの電話がくる。
簡単に状況を説明し、自走できないからレッカーとセコムを依頼。
イーデザイン損保からの注意事項としてはおおむねこの3点。
- 修理先までのレッカー距離が60キロを超える分は追加で費用がかかる
- レッカーして修理に出すまでが2日をこえると延長で費用がかかる
- 年末で修理先に休みが多く調べても修理先が見つからないので自分で希望の修理先を探して連絡してほしい
車検を頼んでいる近くのスバルは12月28日~1月3日まで正月休み。ここでどこかにお願いしないと詰む。絶対追加料金かかる。ここはプロに探してもらった方がいい!
窓口の人はこの返答を想定していなかったようで、最初はいやそうでしたが何度かやりとりしていると
と言ってくれたので、すかさず
と電話を切った。
10分後くらいに折り返しがあり、結果12月31日にも関わらず受け入れてくれる隣駅の修理屋さんが見つかりました。
その2 代車は軽じゃイヤ
修理している期間は多分1ヶ月くらい(経験上)。お正月休み中は毎日のように大人2人子供2人と荷物を積んで移動することになるので軽じゃしんどい。子供が横になってお昼寝できない。
だからなんでも聞いてみよう。自分の希望を言ってみること大事。
というわけでこの後の保険会社とのやりとりはこんな感じ。
今回こちらの希望を言葉にして伝えてみましたが、それによって確認してもらうことになり、結果普通車の代車を使えることになりました。
と勝手に考えて気を使っても、もしかしたら5人乗りは全然ヨユーで用意できるかもしれません。マニュアル通りにまずは軽を決めうちしているだけの可能性も。
自分の希望をダメ元で言ってみることってとても大切だなと。
事故後の対応
レッカー移動
レッカーのおっちゃんはかなり手慣れたもの。
一目見た瞬間「これは自走できるのでバンパーを仮止めして動かしましょう。」と即判断。手早く養生。
かわいそうなフォレスター。15分程度で積み込み完了。
セコムは到着遅すぎた
いざレッカー積込しようとしたときにやっとこさセコム到着。
不安を取り除くために出動しているとのことだけど、逆に出動記録の書類を書きたいからレッカー積み込みを待ってほしいとのこと。
いやいらんwwwイーデザイン損保からもらってる契約料を返してほしいwww
ちと残念すぎた。
うちのマンションも入ってるけどもしものときほんとに駆けつけてくれるんかな。
まちの修理屋さんへ
代車の確保ができたのでレッカーに乗って修理屋さんへ。今回お世話になるのがこちらの中央自動車さん。
もぅ電話対応もめちゃ感じいいし、店頭でもとても丁寧に対応してもらった。
最近の車はぶつかったらバンパーは簡単に外れるんだって。
家に帰ってから
警察から加害者の連絡先を伝えられる
夕方には警察から連絡があり、加害者の方の名前と連絡先を伝えられました。
数日中に連絡があると思う。もしなかったらここに連絡するようにとのこと。
加害者からお詫びの連絡を受ける
その後、夜ご飯を食べていると加害者からお詫びの連絡が。
正直、本当に力なくヨボヨボな印象の声でした。
事故のショックというよりももともとそんな話し方な印象。
とりあえず一言直接お詫びをということで連絡してくれてそれ自体は良かったけど
電話を切った後、やっぱりもうすこし本人に直接いろいろと伝えたかったなと後悔。
希望を伝えた結果、イーデザイン損保に感謝
初めてお世話になったイーデザイン損保の事故対応の方。この際だからと言いたいことを言わせてもらったけど、
- 近所で大晦日に受け入れてくれる修理屋さんを見つけられたこと
- 5人乗りの代車を用意いただいたこと
- そしてみんなマジで感じいい業者さんだったこと
とかなり一生懸命対応いただき、結果大満足です!
みんな!イーデザイン損保さんはいい仕事するぜ!
※ちなみにここから登録してもパパリーマンには1円も入りません笑
高齢者の運転って本当に危険
自分で自信があっても周りが不安なときに強制的に運転できなくしてほしい。
持病もなくいつも全く元気であっても実際にこのような事故が起きています。
この日私は5歳と4歳の息子を連れていました。
今回は幸い怪我人もいなかったので大きなニュースにはならないと思います。
しかし一歩間違うとこの子たちの将来を一瞬で奪われてしまっていたかもしれない。
加害者になるかもしれないということをいつも忘れないでほしいです。
僕自身も運転する時はいつ加害者になるかもしれないので、改めて気をつけます。
早く自動運転が普及してほしい。
おわりに
そんな安全な社会を早く実現していきたいものです。
2019年の締めくくりとしてはなかなか衝撃的な1日になりましたが、無事家族揃って新年を迎えられたことに感謝。
改めまして、2020年もどうぞよろしくお願いします。
ではでは!次回も乞うご期待!